Simplon Pavoの組み立て記録です。
カンパ コーラスのクランクセットを取り付けます。
クランクは自転車組み手立て工程の中でも1番力を必要とする工程です。
しっかりとした工具を使いけががないように注意しましょう。
◆使用した工具
自分が準備した工具は上記のとおりです。
Balのトルクレンチは車のホイール用に持っていた物です。
トルクの設定範囲が30~180Nmとかなり広く、
クランクの取り付けにもピッタリです。
差込角が12.7spとなるので、規格にあったソケットが必要になります。
ソケットはカンパの専用工具もありますが、
今回はKTCのロングヘキサゴン10mmを用意しました。
カンパのクランクです。グレードはコーラス。
このチェーンリングのデザインが好きで、
カンパを選んだようなものです(笑
右のBBカップに固定用ピンを軽くはめておきます。
クランクを取り付けるとBBカップ付近がかなり狭くなるので、
先に固定用ピンを軽くはめておく方が後の作業が楽にできます。
右クランクに防水のためグリスアップ。
左クランクも同じくグリスアップ。
クランクを取り付ける時にはこの波形ワッシャーを
左のカップに入れるのを忘れないようにしましょう。
横から見るとかなり波打ってるのが分かると思います。
左右のクランクが一直線になるように取り付け、
仮取り付けしていた固定用ピンを
マイナスドライバーで押し込んで固定。
クランクの固定は左クランクに付いていた固定用ボルトで、
左右のクランクをつなぎます。
クランクを取り付ける前にボルトを外すのを
忘れないように注意しましょう。
ボルトはこんな感じです。
緩み防止のためロックタイトを塗りました(写真は塗る前です)。
最初の紹介した工具でボルトを締め込んで取り付け完了です。
適正トルクは42~60Nmですが、今回は50Nmで締めました。
50Nmでもかなりの力が必要です。
Balのトルクレンチは車用で比較的長さがあるので何とかなりました。
やっぱりカンパのクランクはかっこいいですね。
思わずニヤニヤしちゃいます。