Simplon Pavoの組み立て記録です。
BBにOS-Fit Cupsを圧入します。
工具を自作することも考えましたが、
自作できそうもなかったのでバイクハンドの
BBベアリング圧入工具を買いました。
◆使用した工具
カンパ OS-Fit Cups BB86用です。
シマノやスラムがフレームにベアリングを圧入するのに対し、
カンパはクランクシャフトにベアリングを圧入し、
フレームにはベアリングを受けるカップを圧入します。
右側用のカップにはクランク固定用のピンが、
左側用のワッシャーが付属します。
このワッシャーはかなり歪んでいて、
カップにも上手く収まらず
どうやって使うのか意味が分かりませんでした。
今回はカップを圧入するだけなので、
詳しくはクランク取り付けの時に。
カップの圧入にはバイクハンドのYC-25BB30を使いました。
実際はシマノやスラム用の工具ですが、
カンパのカップにも使えました。
まずは右側のカップから。
手で押し込めるだけ押し込みました。
もちろんカップが斜めにならないように気を付けました。
思ったよりかなり押し込む事ができました。
あと数mmと言ったところでしょうか。
バイクハンドの工具を取り付けました。
ナットと反対側が8mmの六角になっているのでアーレンキーで固定し、
ナットをモンキーで締め込んでいきます。
ここでもカップが斜めにならないように気を付けます。
しっかりと圧入することができました。
思った以上に軽い力で圧入できました。
左側のカップも同様に圧入します。
まずは手で取り付け。
右側と同様、ある程度は入ってくれます。
圧入工具を取り付け圧入します。
左側のカップも圧入完了です。
コラムカット同様、やり直しが難しい工程なので、
作業前はかなり緊張していましたが、
専用工具のおかげか予想以上に簡単でした。