Simplon Pavoの組み立て記録です。
1回目はフロントホイールのハブグリスアップです。
以前のカンパのホイールはハブのグリスが十分でなく、
ものすごい音がしていたようですが、
最近は十分にグリスアップされており
音もかなり静かになったようです。
しかし、カンパのホイールは初めてですし、
後学のために1度分解してグリスアップしておくことにしました。
◆使用した工具
ゾンダのハブは両サイドが5mmの六角になっていますので、
両側に5mmのアーレンキーでつっこんで緩めます。
このネジは正ネジです。
外すとこんなボルトになっています。
玉当たり調整の黒い部品を外します。
まずは部品を固定しているボルトを緩めます。
2.5mmの六角で正ネジです。
ボルトを少し緩めると、
黒い部品を回すことが出来るようなるので外します。
この部品も正ネジです。
分かりづらいですが、
シャフトにカラーと玉押しが付いてます。
ネジではないので引っ張ると外れます。
シルバーのカップを外しますが、
これが取りづらい!
千枚通しで上手く引っかけて外しました。
玉押しを外します。
シャフトを抜きます。
手で簡単に抜けました。
しっかりとグリスが入ってます。
これなら特にグリスアップする必要はないようですが、
せっかくなのでグリスアップしておきます。
白いシールを外します。
ベアリング側は金属になってます。
戻す時は方向に注意です。
ベアリング部分です。
分解したパーツです。
ウエス、パーツクリーナーでグリスを拭き取り、
フィニッシュラインのセラミックグリスを
グリスアップします。
ベアリングのボールは茶こしを使うと清掃が楽です。
洗浄後のベアリングです。
すっかりグリスが落ちきれいになりました。
外した順番と逆にパーツを戻していきます。
ベアリング部分にはしっかりとグリスアップします。
シャフト部分にも、
防水、腐食防止を兼ねてしっかりとグリスアップします。
逆の手順で全部戻して完成です。
玉当たりの調整はどうせフレームに取り付けてから
再度調整しないといけないので
この時点ではかなり適当です。
自分はタオルにくるんで洗浄してました。
ボールが転がっていくとなかなか見つけにくいんですよねー!
何かいい方法がないかなぁと
ネットで探して茶こしに行きつきました。
意外とこれが使えるんですよ。