Simplon Pavoの組み立て記録です。
Pavoの組み立て中に不注意でフレームに
工具をぶつけてしまい傷つけてしまったので、
その補修記録です。
◆使用した工具
まずは傷つけてしまったフレームの状況です。
傷つけた場所はシートチューブとシートステーの接合部分。
ブレーキ取り付け時に誤ってレンチをぶつけてしまい、
クリア塗装が7×3mmほどはげてしまっています。
目立つ場所ではありませんが、
フレームの保護を考えるとちゃんと補修した方がいいでしょう。
と言うことで、補修に取りかかります。
最初に傷の周りをちょっと広めにマスキングをし、
傷の段差を耐水ペーパーでなくします。
注意するのは、フレームを削るのではなく、
塗装をなだらかにするようにします。
均した後は削りカスをパーツクリーナーなどで
よく拭き取っておきます。
続いて塗装の準備です。
塗装には自動車用のラッカースプレー(クリア)を使います。
手持ちであったものを使いました。
フレームの方は新聞紙とマスキングテープで、
全体を覆ってしまいます。
傷の周りのマスキングは傷より一回り大きめにします。
室内で塗装する場合には喚起に気を付けましょう。
いよいよ塗装ですが、
クリア塗装は厚めに塗り、研ぎ出すのが基本なので、
塗料が垂れるギリギリまで厚塗りします。
ある程度乾いたらさらに重ね塗りします。
今回は3回重ねました
完全に乾く前にマスキングを取ってしまいます。
完全に乾いてしまうと、
せっかく塗った塗料が剥がれてしまうことがあります。
半乾きの方がマスキングは取りやすいです。
マスキングを取った後、1週間ほど乾燥させます。
マスキングの所に段差があります。
マスキングの段差を削って研ぎ出します。
耐水ペーパーの400→800→1000と番手を上げながら、
段差を削っていきます。
最後にコンパウンドで磨きます。
段差は綺麗になくなりました
ただ、角度を変えると色が変わってます。
まぁブレーキを取り付けると
ほとんど目立たないと思うので合格でしょう。