自転車のヘルメット着用を義務化するべきか | ロードバイクｏｎ

昨日のローカルニュースで高校生乗った自転車に
飲酒運転の車が追突し高校生が亡くなったことを報道していました。

ニュースの内容では高校生は左側通行をし、
後ろから追突されたようです。

ニュースの内容を聞く限り高校生に非はありません。
責められるべきは飲酒運転をしていた車の運転手です。

しかし、「もし高校生がヘルメットをかぶっていたら」と考えてしまします。
ニュースではヘルメットをかぶっていたかは分かりません。
かぶっていたかも知れないし、
かぶっていなかったかも知れません。

でも、もしヘルメットをかぶっていなくて、
かぶっていたら助かったとしたら
自転車に乗る1人としてやりきれない気持ちになります。

2008年の道路法改正で13歳未満の子供には
自転車用ヘルメットを着用させることを保護者の努力義務となりました。
なので、4歳の娘にはヘルメットを着用させてます。

努力義務ですから守っていない方も多いでしょうし、
確かにヘルメット着用は面倒ですから、
反対意見が多いのも理解できます。

ですが、上のようなニュースを聞くと、
なぜ自転車通学が多い中高生を対象外にしたのか、
やはり自転車もヘルメットは義務化すべきではないかと考えてしまいます。

日本において自転車は法律上車両ですが、
実際は歩行者でもなく車両でもなく、
逆に歩行者だったり車両だったりします。
この中途半端さが自転車を危険な乗り物にしてる気がします。

自転車は誰でも気軽に乗れる乗り物ですからこそ、
ヘルメットなど手軽にできることから
安全性を高めることが重要だと思います。

つらつらと思いつくまま書いてしまいましたが、
自転車乗りにとっては重要なことです。
亡くなられた高校生のご冥福を祈り、
こういった事故が繰り返されないことを期待します。