前回の記事スマホ月額料金を見直そう3 格安SIM? MVNOって?では
格安SIMについてどんなもの確認してみました。
価格面では大手通信事業者より価格が安い格安SIMですが、
安いには安いなりのデメリットもあります。
価格だけに釣られて安易に契約すると痛い目に会いそうなので、
格安SIMのメリット・デメリットを整理してみます。
ここでは音声通話付きの格安SIMで考えてみます。
格安SIMのメリット
- なんと言っても月額料金が安い。
最大のメリットはこれです。
- 自分に合ったサービスが選べる。
サービス内容、料金が多様なので
- 利用制限期間が短い。
大手は2年縛りが基本ですが、MVNOは数ヶ月~1年間が多い。
- SIMロックを解除すれば好きな機種が使える
SIMフリーはもちろんロックさえ解除できれば
キャリアに関係なく好きな機種が使えます。
格安SIMのデメリット
- 「~@docomo.ne.jp」などキャリアメールが使えない。
MVNOではメールアドレスのサービスがないことがほとんどなので、
自分でメールアドレスを準備する必要があります。
また、スマホやガラケーのセキュリティでは
キャリアメール以外を拒否設定している場合も多いので、
メールが送れないことがあります。
- 通話料が高く、通話が多い場合高くなることも
音声通話付きSIMには無料通話などのサービスがないので、
通話が多い場合高くつくことになるかもしれません。
- テザリングが使えない
ほとんどの機種でテザリングが使えないです。
- 設定などサポートが弱い。
格安SIMは基本的に初期設定などは全て自分でしないといけないです。
機械に弱い人にはこれも辛いところです。
また、分からないことがあっっても
ドコモなどではショップで対応してもらえますが、
MVNOはショップがないので、
ネットや電話での問い合わせ止まりで
やはり自分で何とかするしかないです。
- MNPで手続きすると数日間電話を使えない期間がある
多くの音声通話付きSIMではMNPに対応しているが、
手続き上、業者がMNPを確認した時点で元の通信業者とは解除になり、
その後SIMが発送され手元に届くことになるので、
解除からSIMが手元に届くまでの間が
電話が使えない期間となる。