格安SIMのメリットとデメリットを整理すると、
自分の場合はメリットの方が大きいことがわかりました
◆前回記事「スマホ月額料金を見直そう5 自分にとって格安SIMは?」
そこで格安SIMを比較してみました。
あくまでも今回はドコモから乗り換えて、
1台で済ませることを前提に考えてます。
今回の格安SIMの比較の条件は以下のとおりです。
比較したデータは2014年9月時点です。
◆b-mobile スマホ電話SIM フリーData
b-mobileの音声通話付きSIMは「スマホ電話SIM フリーData」です。元々高速通信は付いていませんが、「1年継続オプション」を追加することで高速通信が1GB無料で付いてきます。高速通信も1、2、3、7GBをオプションで追加できるので、通信量にあったプランを選ぶことができます。また、全国のイオンでも同様の商品が販売されており、店頭で手続きもできます。
b-mobileの音声通話付きSIMは、基本的な機能は抑えつつ、他のMVNOに比べるとやや安めの価格設定になっていると思います。しかし、ドコモなどの大手に比べると短めの縛りですが、高速通信を使うためには「1年継続オプション」を選ばないといけない点、解約料が他のMVNOに比べると高くなる点はマイナスです。
月額料金 | 通信量※1 | 通信速度 | 通話料 | 備考 |
1,560円 | 1GB | 未公表 | 20円/30秒 | ※2 |
1,900円 | 2GB | 未公表 | 20円/30秒 | ※3 |
2,510円 | 3GB | 未公表 | 20円/30秒 | ※4 |
※1 通信量を超過した場合の最大受信速度200kbps
※2 1年継続オプション
※3 1年継続オプション+1GB高速データオプション
※4 1年継続オプション+2GB高速データオプション
◆U-mobile 通話プラス
U-mobileの音声通話付きSIMは「通話プラス」です。プランとしては通信量によって1、3、5、7GBを選べます。また、1GBまでと1~3GBまでの2段階で設定金額が異なるダブルフィックスというプランもあります。
U-mobileの音声通話付きSIMは、コストパフォーマンスがよく、特に3GBのプランは最安クラスではないでしょうか。マイナス点としては、通信料が超過した場合の通信速度が他のMVNOより遅い(128kbps)こと、迷惑電話対策ができないことがあります。
月額料金 | 通信量※1 | 通信速度 | 通話料 | 備考 |
1,580円 | 1GB | 150Mbps | 20円/30秒 | |
1,980円 | 3GB | 150Mbps | 20円/30秒 |
※1 通信量を超過した場合の最大受信速度128kbps
◆IIJmio 音声通話機能付きSIM(みおふぉん)
IIJmioは他のMVNOに比べると容量が少なめでしたが、10月1日の改訂で他社のサービスに追いついたと思います。それに、高速通信をユーザー側で解除できるのはおもしろい方法だと思います。うまく使えば大幅に通信量を節約することができるはずです。マイナス点としては、留守番電話やキャッチホンのオプションがないことです。月額料金 | 通信量※1 | 通信速度 | 通話料 | 備考 |
1,600円 | 2GB | 150Mbps | 20円/30秒 | |
2,220円 | 4GB | 150Mbps | 20円/30秒 | |
3,260円 | 7GB | 150Mbps | 20円/30秒 |
※1 通信量を超過した場合の最大受信速度200kbps
◆BIGLOBE LTE・3G 音声通話SIM
BIGLOBEの音声通話付きSIMは、金額やサービス自体はオーソドックスですが、BIGLOBEのWi-Fiスポットが無料で使えたりBIGLOBEでんわが使えたり独自のサービスが目に止まります。BIGLOBEの接続サービスを使ってる方なら、さらに安くなるのも魅力です。マイナス点としては、留守番電話やキャッチホンのオプションがないことです。月額料金※1 | 通信量※2 | 通信速度 | 通話料 | 備考 |
1,600円 | 1GB | 150Mbps | 20円/30秒 | |
2,405円 | 2GB | 150Mbps | 20円/30秒 | |
3,738円 | 3GB | 150Mbps | 20円/30秒 |
※1 BIGLOBEの接続サービスを利用している場合200円引き
※2 通信量を超過した場合の最大受信速度200kbps